「動けない、動ける、動かない、動じない」

動けないか動けるかを基準にみた時に、身体から離れて行為と感覚で間に合わせようとする傾向がある。行為と感覚が癒着すると身と体も癒着しては表面的に動くこととなる。
動けないから動かすと加えたり、動けるから動くと反応するのも同じで、いずれの場合も身体から離れて行為と感覚に引かれていく。
動けないから動かない、動けるけれど動かない、動けないから動かす、動けるから動くは動けるか否かが対象の反応という点では大差がない。
丁寧に體へ目を向けると動じず動かずの世界がみえる。そして動じず動かずからどうしようもなく動けない世界がみえてくる。
型や式の稽古はここから始めていきたい。