老害として周囲の人間が迷惑を被るのも大概だが、その人が残した害が遺物として残り、次の世代に伝わってしまうのが一番の害悪ではないかと思う。
その後片付けをするのが自分位の世代だと思うが、なるべく害や呪いを除き、自分が去るまでは自分がそうなり得る事を自覚して生きていきたいものだ。
自分が年齢を重ねていく中で新しい物事を受け入れられる土台や範囲が狭くなってきているのを感じる。
周囲で感性の鈍化とか老害とか言われることを目の当たりにすることが多くなってきたが、自分の中で新しく感じるだけでやっている事が堂々巡りという行いのガラパゴス化はかなり深刻な鈍化を招く。