来し方、行く方

どこからどこをみているのか

どこからなにに耳を傾けているのか


稽古で2つを扱うようになってしばらく経つ。

改めて思うのは原理・原則は日々発見し更新されていくもので、原理・原則を不変のものとし保持することが目的ではないということだ。


来し方から行く方へをみるのか、行く方より振り返り来し方をみるのか、同じ道中にありながらその風景は全く異なる。

耳を傾けることも同様に音の消えゆくところへ耳を傾けるか、音のなる前の未然の間に耳を傾けるかで聞こえる音は違う。